ジョアン吉祥寺店から徒歩1分のところにある井の頭恩賜公園(井の頭公園)は、
石神井公園・善福寺池と並び、武蔵野三大湧水地として知られる井の頭池を中心と
した都立公園です。
井の頭池は古くから水源として必要不可欠だったことが知られており、また、江戸時代
には徳川家康がこの地にあった「七井の池」(7つの湧水地)の水質調査を命じ、お茶を
たてる際には湧水を用いたと言われています。
その水は今でも「お茶の水」と名付けられ残されていて、3代将軍・家光がこの湧水を
「一番の井戸」だと賞賛し「井の頭」という名称を与えたことから、井の頭池と呼ばれる
ようになりました。
明治時代には井の頭池を除いた一帯の土地は皇室の所有地だったものの、1913年に
なるとその土地を拝借して「井の頭恩賜公園」が誕生しました。
恩賜とは簡単に言うと、天皇からの賜り物、という意味です。「井の頭恩賜公園」という
正式名称だけを見ても、様々な歴史を鑑みることができます。
そんな井の頭恩賜公園は、都内でも有数の桜の名所としても名高く、さくらの名所100選
にも選ばれています。
さらに公園内には、井の頭弁財天、アジアゾウの人気者「はな子」で有名な動物園、
自然文化園、ジブリ美術館など散策するにはとても良い、四季折々の自然を感じられる
素敵な公園なのです。
そんな井の頭公園、いま最高に綺麗ですよー